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■ まえがき | |
この時期における私たちは、体の変化に伴う無意識下のストレスを受けているようです。
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『思春期(青年期前期)』=第二次性徴が始まるとき。
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・身体的発達 …身体的イメージの刷りなおし
・認知的発達
・心理社会的発達…自己概念・アイデンティティ・自立・自律・セクシャリティ
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⇒個人的・社会的文脈との相互作用。「人格の再構成の時期」である。
「心理的離乳」の時期でもある。
*自立へ向かう
@機能的自立 A態度的自立 B感情的自立 C葛藤的自立
※不適応の子どもたちは、親子関係におけるバランスの崩れが原因している。
⇒子どもが、親と比べて独立的存在になってゆくことが理想ではあるが、適度の愛着は
必要である。=「自立と愛着のバランス」
*親子関係…相互調整的関係が重要である。一方的な押し付け合いではなく、対等に
関係を作っていける存在へとなっていく。(親離れ・子離れ)
*子どもの心理的葛藤
学校移行(例):小学校→中学校などへと環境が変わっていくこと
子供たちは、夢と希望や不安などを様々に抱えて生きている。
(教師・友だち・親との関係など)
まだ、この時点では意識化と言語化が未熟な状態にあるともいえる。
◎子どもと環境の適合性
発達課題を抱えている子どもの状態と環境との適合が子どもの心を左右する。
・子どもと大人間の(保護者間の)意識のずれ
ずれを修正していくというプロセスが、重要になってくるのではないか?
理解を大切にしてゆける人間関係を育てていく。
※不適応は現在、中学校に多く見られる。対象化した理解を子供たちに与えるのではな
く、自分を含めた視野を育てていくことが大人にも求められる。
ダイナミックな視点による努力が、重要である。
現代人の思春期は、長くなったといいます。長寿化した社会とどのような関連があるのかわかりませんが、現代の思春期は30代まで続くという見方さえあるのです。
教員である父がおおよそのある時期を境にして、「思春期の子供たちが、ものすごく幼くなった」と感じたと話していました。
いい加減なことを言う人ではないのでなるほどねぇと思いながらも、過去への愛着もあるのかしら等と聞いたものです。
ところが、私もこの時代を暫く生きてみて、そのことは現実なのではないかと感じるようになりました。
うーん。何というのかな、ある部分において大人になることを急げなくなったモードみたいなものがあるような気がします。
おまけに、アイディアや技術が豊かになったことにより、昔懐かしのものが再登場することも多くなりましたよね。
(人々に潜む愛着心の活用は生産を自然に促進させますし、そうしたものが溢れるのも無理からぬことだと思います。)
もう過去のことがまんざら過去になり難くなった時代、時代そのものにモラトリアムが漂う雰囲気の中で、現代人は思春期の終え方がわからなくなったのかもしれません。
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