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■ まえがき | |
人生は、掛け算なのかなって思います。え?割り算?割り算も逆さ掛け算ですます。
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*成人後期:時代として人生が見えてくる。次の世代を育み伝える時期でもある。
(成人期とは、親の世代であり、同時に子供の世代でもある期間である。)
*生成継承性(ジェネラティヴィティ)
=古いものを引き継ぎながら、古いものを壊し、新しいものが生み出されることをいう。
<生み出す+世代+遺伝子 による造語>Generativity
*アイデンティティの確立に苦しんだ心理学者エリクソン
●エリクソンの発達図式(織物モデル)
□□□□□ <発達課題>
□□□□□ @希望 A意思 B目的 C有能 D忠誠 E愛 F世話(ケア)
□□□□□ G知恵
※世話、ケア(ジェネラティヴィティ VS 停滞):成人期に育まれるもの。
→ケアとは?(=みる・見る・看る)
気になる 注意する 大事にする 世話をする 責任を持って引き受ける
→世代が見えてくる。
*成人前期には、一家をかまえることが中心となっていたが、後期に入ると、長期的展望
が育ち、もっと広いものに気を配るといった視野が生まれるのではないか?
*立場が変わって、ものが見えてくる。世話をすることで育てられる自分との出会い。
*人生後半の、新しい成熟の始まりでもある。
私はまだ、この時期を迎えていないので、両親のことを例に書きます。
両親がこの時期を迎えた頃、私も学生を終え、社会へと旅立ってゆきました。それまでは、子供の占めていた領域に空洞が出来、母などは少しずつ趣味を広げるようになっていったと思います。
とはいえ、子供が旅立っていったとは言っても、結婚をしたわけではなかったですし、まるっきり親を卒業したわけでもありません。
また、後ろには、それまでは二本足でしっかりと立っていた両親の両親がぺたりと座り始めます。地元に帰ってはお土産を貰っていた関係が、例えば、今度は、病院へと会いに行き励ます関係へと移っていったのでした。
環境としての生活様式の変化は、相応に新たな課題を与えてくると思います。それではその変化の中で、「老いた世代を支え、巣立ったばかりの子供の良きアドバイザー足りる。更には、それを扱うための自分の人生を担ってゆくためにはどうしていったらよいか?」と歩き出し、新たな責任感が培われてゆくのでしょう。
成人後期にある人々は、前後の世代を眺めざるを得なくなり、その目線の置き方が、全体を見る力を広げてゆくのだと思います。
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