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「自分って駄目だなあ…」とため息をつくこと、その思いで苛立つなどの経験は生きている証です。残念ながら、私たちは万能にはできていないのですよね。欠けていたり、出っ張っていてアンバランスだったり…。おまけに、心の渦(コンプレックス)が作用して「駄目だなあ。」という思いが大嵐になってしまったり。けっこう、大変です(;^_^A この頁では、そんな「駄目だなあ」と感じること(=劣等感を抱く)と、心の渦との、関係性についてのお話をします。 「コンプレックス」とは、よく知られる言葉です。詳しい説明は出来ずとも、何となくのイメージが誰しもの心に湧く、そのようなものではないでしょうか? また、どちらかといえばマイナスの印象の、苛まれる劣等感としての意味合いで、 把握されていることが多いようです。 しかしながら、コンプレックスの意味は本来、「(心的・観念による)複合体」を意味します。 劣等感とは、何ら関わりが無いのです。 簡単に言ってしまえば、複合体とは複雑さです。 希望や意欲などの感情、世の中の求める望ましさ、そうした諸々が絡み合った、 毛糸の束を心に浮かべて頂ければと思います。 綺麗に巻かれた毛糸玉にあらず、無茶苦茶に巻きつけた結果、 解し難くなった形状の方でイメージしてください。 その中の、劣等感の絡んだ毛糸玉が、劣等感コンプレックスです。 劣等感コンプレックスの発する言葉は、 劣等感の発する言葉に対して、やや変形が加わります。 劣等感は単純に、劣っている点の認識そのものです。 その状況をそれなりに受容れているので、「自分は、○○が苦手だなぁ。」と言っては、 照れ笑い等をして見せる余裕を含みます。 しかしながら、劣等感コンプレックスに至っては、 例えばその、「○○が出来ていなければ、人格的に不味い!格好悪い!」といった、 評価意識が巧妙に絡みます。 心の奥底では、焦りが蠢きます。 この焦りがうまく昇華され、コンプレックス解消に至れば万々歳ですが、 場合によっては、昇華されない焦りから酷く卑屈になり、 自分が強い関心を向けているテーマに対して、 関係のある誰かを妬んだり、阻害する行為に及ぶ場合があります。 或は、「自分は、こんなに頑張っているのに!不満を抱える、自分を我慢しているのに!」と、 強い怒りを抱いてしまうかもしれません。 コンプレックスの昇華は、難しい道のりでもあります。その本質は、自分との闘いです。 「コンプレックスは、個性になり得る。」 タレントの椿姫彩菜さんは、そのように言いました。 彼女は、変わる、諦めないという形で、コンプレックスを昇華した人物です。 素晴らしいです。 しかしながら、どうにも変われないこともあります。 そんな変われない自分を受け止め、受容れる形で昇華していく人もいます。 変われない自分を受容れる、心の幅を広げるという意味で、 メタモルフォーゼ(羽化)する。 こちらも、尊いものではないでしょうか。 コンプレックスという混沌は、私たち人間に、何を伝えようとしているのでしょうか・・・。 |
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