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いじめ、嫌がらせを分類した、名称はたくさんあります。家庭内では、虐待やDV:ドメスティックバイオレンス。社会においては、モラルハラスメントにパワーハラスメント、セクシャルハラスメント等、名称は増えるばかりです。 人間といじめの関係は、それだけ根深いわけなんですね。 ところで、あなた自身はどうですか? 身近な人間関係にあなた自身が、止め処もない心細さを味わってはいませんか。 その不安が苛立ちとなり、身近な誰か(例えば、お子さん)に向いてしまい、自己嫌悪に苛まれていないでしょうか。 悲しみや怒りの産物である、暴力やモラルハラスメントは連鎖します。 時に抑圧された悲しみや怒りの感情が、被害者・加害者間においては、中途半端に呼応し合ってしまうのです。結果として、心の刃を向けずにはいられない加害者、心の刃が向かいやすいターゲットという、二種類の被害者が誕生します。 暴力やモラルハラスメントとして、些細な出来事の発する信号を辿ってみることは大切です。 どこからどこまでが、暴力やモラルハラスメントか? 「あなたが不愉快だと思ったら、して欲しくないと思ったならば」、そこからが始まりです。 そうはいっても微妙さが相まって、実感が難しいかもしれません。 暴力という定義の曖昧さや、中途半端な固定化が、加害者側の理念を守ることもあります。 ですから、「私が何か、いけないことをしたのではないか?」と葛藤する 。それが、被害者心理の特徴のひとつとなりましょう。 被害者はまず、被害者になり切れない、気持ちのジレンマと闘います。 不快に思いつつも、被害者自身、精神的に加害者を擁護してしまうのです。 暴力やモラルハラスメントからの脱却、人権の回復を図るためには、 自らの、「被害者性の誤魔化し」癖を手放してゆくことから、慎重に始めてゆかねばなりません。 この点を踏まえ、次のように考えてみるのはいかがでしょうか? 「相手の機嫌を伺わなくてはならない」なる、心持ちと共にある己とは、一体何者であろうかと。 機嫌を伺うというのは、自分の本心を隠す行為です。 本心を隠さねばならないのは、自分が、相手を信頼できないと思うから? 本心を出さない相手に反応した、自分がそこにいるってこと? いずれにせよ警戒心の必要な間柄が、目の前にあることが示されます。 暴力やモラルハラスメントを構成するのは、緊迫感と警戒心です。 鏡の前の笑顔に曇りは無いか、自分に向けて尋ねてみましょう。 ただし、従来の自尊心の低さが、被害者の心を覆っている時、 自分の被害者性を自覚することが、被害者にとっては一番、怖いことであるかもしれません。 虐げられる環境から、脱したい。 そのように切に願う半面、それを叶えるには、「虐げられる対象となっている自分」という、悲しく、厳しい現実を受け止めなければならないのです。 自尊心の低い心理状態にとって、一度、自尊心の低さに止めを刺すようなものです。 被害者が真に助けを求めるというのは、非常に勇気の要ることでもあるのです。 しかしながら、助かることへの始まりは、"自覚"にかかっています。 振るわれる暴力が精神的なものであっても、耐えることを根性に見立てて、 「体に振るわれるわけじゃないから、ヘーキ、ヘーキ!」等と、 自分の気持ちを誤魔化さず、変革の勇気を見つめてみることも大切です。 「暴力をふるわれている自分」「心に傷を負っている自分」を悟る要であり、 実際に助けていけるのは、他ならぬ、被害者自身であるのですから。 被害者自身がそう思えて初めて、周囲も、真の協力に至れる点もあります。 或は、その勇気を手にするための、協力者を探していってみましょう! |
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