カウンセリングルーム風音

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カウンセリングの道標

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 催眠療法(ヒプノセラピー)


催眠を治療に初めて用いたのが医師であったメスメルである。彼は、磁気治療を介入させた催眠状態をクライエントに利用した。後に、磁気そのものに関しては効果が無かったことが証明される。よって催眠の効果として核になっていたのは、磁気についてクライエントが抱いた、『イメージ・想像の作用』であることが有力な説となった。 
更に後、クライエント自身のイメージ力に自身で(催眠誘導をサポートするカウンセラーがいる場合もある。)働きかける自己催眠を利用した『自律訓練法』などの療法をシュルツが開発するなど、今日もリラクゼーションや心のケアなどに応用されている。

様々な定義はありますが、当方で定義する催眠療法とはリラクゼーションの体感を緊張した心に働きかけ導くささやかな作用としてご理解ください。
申し訳ありません。催眠は学びましたが、催眠という謎の力によって「えいやっ!」とあなたの悩みを帳消しにするようなことは行ってはおりません。 

 
(以下、参考までに、催眠を学んだ際のレポートより。 澄美)


              奇術としての催眠ではなく、リラクゼーションへの架け橋として

イメージ(想像)というものが人間に与える影響について、催眠の学習から視野の広がりを得たことが、私にとっては大きなことでした。文章にしてしまえば単純なニュアンスにもなってしまうことではありますが、それ以上に深い学びであったことを実感しています。
また、先生との対話が進む程に「自分には出来ない。」という暗示を自身にかけてしまう機会が少なくは無い現実の存在を改めて知らされました。

催眠というもの自体は、魔法ではありません。まさしく自然にあるものを利用する技術です
知らず知らずにかけてしまいがちな「出来ない。」という自己暗示を解き、自身の中に眠っている「出来る。」という力に呼吸から語りかけていきます。合間に、無理な力が入りがちな肩などに優しく触れることも大切になってきます。

さて、これは、母親と赤ちゃんとの触れ合いに重なるものがあるのではないでしょうか。言葉が話せない赤ちゃんの心に携わっていくためには、呼吸や感覚に目を向けて接することが重要です。深いところからの温かい触れ合いをすることで、赤ちゃんの中にある「生きたい。成長したい。」という前向きな思いが素直に動き出すためのエネルギーとして養われていきます。
そして、この前向きなエネルギーを作り出す働きかけを行っていくのが、何よりも私が学んできた催眠療法の本質なのだと実感しました。学校での学びは終わりましたが、これからも学びの姿勢を忘れずに歩んでいきたいと思います。同時に、学んできた技術と心構えを、自身が行っている心のケアという仕事に大切に活かしていきたいと思います。 



カウンセリングルーム風音では、偽の幸福感を植えつけるために暗示を用いることは決してありません。従って具体的には、面談の場合のみ「呼吸法」「自律訓練法」等を通して催眠を扱います。或いは、カウンセリングのプロセスにおいてよりよい方向付けとなる可能性を感じた時のみ、作用を対話にそっと応用させて頂きます。
しかしながら、これはほんとうに小さなきっかけを与えたに過ぎずそのことにより「あなたの意思に反して選択が一つの方向に限定される」といったことはありません。催眠の有効化
とは、かかる側の意思との適合性があって初めて動くものです。この点において、下手な
小細工をしないのが、見世物催眠(奇術)ではなく催眠療法の要であると私は自身に感じています。

あなたの選択してゆくものが、カウンセラーという神でもない平凡な人間の一人によって大げさに決定付けられるといった回復現象ではなく、あなたによって少しずつ着実に方向付けられていく心的な過程が一番大切です。
様々な定義はありますが、当方で定義する催眠療法とはリラクゼーションの体感を緊張した心に働きかけ導くささやかな作用としてご理解ください。


※こちらの文章における無断転載・引用を禁じます。





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