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心身障害A
LD(学習障害)・ADHD(注意欠陥多動障害)・高機能自閉症
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*2001年、文部科学省に特別支援教育課≠ェ誕生した。
盲・聾に限らず、LDを中心とした軽度障害におけるニーズに対応した取組みの始まり。
*軽度障害への対応
<由来>
@ 知的な遅れが無いのに、読みに困難を示す障害「ディスレクシア」
A 学習の困難や多動といった症状から大脳の軽微な機能障害の存在が
疑われる「MBD(微細脳機能障害)」
→1960年以降(米)にて、学習の困難面に着目したLDという用語に統一。
・IEP(個別教育計画)の支援
1980年以降、AMBD(微細脳機能障害)とされる他動な行動傾向を持つ子供にADHD
としての教育的対応が進む。※日本では、これらは1990年代に入ってからと遅れている。
**LD(学習障害)
知的発達に大きな遅れは無いのに、学習面で得意なつまづきや習得の困難を持ちがちな子供に対して用いられる新しい教育用語。認知発達における部分的な遅れや偏りから、主として学習上に不利な状況をもたらす側面が着目されている。
→聞く・話す・読む・書く・計算する又は推論する能力や使用への困難を示す。
<原因>※知的障害とは区別。
・中枢神経系に何らかの機能障害があると推定される。(脳)
・視覚、聴覚、知的、情緒などの障害や環境的な要因が直接の原因となるものではない。
・社会性や行動上の問題は定義的には中核症状から外す。
・学業不振と似ているが、状況の起こる背景でそれとは区別されている。
・学業だけではなく、運動能力など様々に影響する。
<指導のポイント>LDに特化した特別支援指導の必要性
@学力の困難 Aことばの困難 B社会性の困難
C運動の困難(協応運動、運動企画能力に見られる。)
D注意集中・多動による困難(ADHDとの重複)
・通常学級における集団の中での配慮指導
・チームティーチング、スタッフにおける協力体制の活用
・オープン教室、学習センターによる補助指導(LD児に限らないが…。)
・日本語固有の読み書きの特徴に沿った指導(読み書きは、主症状である。)
コンピュータ教材、ワープロ、個の発達に合わせた目標設定。
・算数、数学の学習におけるつまづきへの細かな対応。
生活に必要な暗算、演算、検算の支援。電卓の使用。
・言語、コミュニケーションの指導(※言語障害学級の指導が参考となる。)
・ソーシャルスキルの指導、目標、内容、方法の明確化
・行動面の困難(ADHD症状)への指導
*ADHD・高機能自閉症…LDに近接する発達障害
〇ADHD(注意欠陥多動障害)
年齢或いは発達に不釣合いな注意力及び、または衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすもの。7歳以前に現れる。状態の継続。中枢神経に何らかの機能不全があると推定される。MBD(微細脳機能障害)
※LDとの重複は多い。対応は、ADHDが先となるであろう。
〇高機能自閉症
自閉症は3歳くらいまでに発症し、@他人との社会的関係形成の困難さA言葉の発達の遅れB興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害。LDやADHDと同じく中枢神経系に機能不全があると見られる。このうち、知的機能の発達の遅れを伴わないものを指す。
※更に言語能力の発達が良好なものをアスペルガー症候群と呼ぶことがある。
☆LDとADHDと高機能自閉症は重複することも多いので、早期の診断は慎重に行われ
るべきである。
<指導>
・軽度の自閉症や高機能自閉症は、ADHD、心因性の情緒障害などとともに情緒生涯
教育を利用。共通の指導課題を持ち合わせているため。
・中重度の知的障害との重複が明らかな場合は、知的生涯教育の中で対応していく。
―ADHD児における行動面への指導―
・学習理論に基づく行動療法
目標設定、目標のスモールステップ化、トークンエコノミー、
行動の良し悪しへの対応のメリハリ(誉める、怒るより無視)、約束(ルール・時間)
@適切な行動へは速やかに強化子を与える。
A不適切な行動には、タイムアウト(行動から離れる)させる。
=レスポンス・コストの原理…サッカー試合での退場
・その子供自身なりの目標設定を行う。
・言語での指示の明確化
「時計のハリが、10〜12に動くまで待っていてね。」
・禁止よりも誉めることが大切。
・挿絵やジェスチャーでの伝達補助を使い言葉を交わす。
・予定のスケジュールを明確に出す。
・予定変更は、極力行わない。行う時は、丁寧に。
・児童がパニックに陥る前に、敏感に察し声をかけてあげるのも理想。
・薬物治療
信頼出来る医師による処方は、心理的なものも含めて効果がある。
薬がよく効く子供には、有効。
ただし、副作用や心理的な薬物依存に注意。
薬が効いている短時間に、何をするかを大切にすること。
インターネットでのやり取りが可能な当事者、その周囲のかたの心の整理をお手伝いさせて頂きます。混乱を抱えている時こそ、「感じているものを言葉で表現してみる過程」が重要となります。ひとりで抱えるうちの人間には「取り組めること」や「多少はいい加減になったほうがよいこと(無理をしない)」に対して、適切な焦点が当たらないこともたくさんあります。カウンセリングを通して、具体的な方法への取組みや状況の受け止め方をより的確に選び取ってゆきましょう。無理な力は、外していくことが大切です。
具体的な対応においての医師との連携も、大切です。行動療法、グループでのトレーニング、お薬での対応の意義などについてもいくつかお話をさせていただきます。
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