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カウンセリングの道標

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カウンセリングとは??





「カウンセリングを受ける人って、どんな人ですか?想像からすると、私の抱えている悩みは軽いような気がするのですが。」




悩みを抱えておられるけれども、ご自身のそれが心理カウンセリングなどを受けるに値しないのではないか?といった思いを持っておられるかたもたくさんおられます。 その背景では、『カウンセリングを受けるクライエントは、重病人のみであるという誤解』が、濃いのではないかと感じています。


・自分が、カウンセリングを受けてよいのかわからない。
・自分の抱えているものが、カウンセリングを受けるべき悩みなのかわからない。
・カウンセリングを受ける人は、弱い人であるという誤解を持たれている。
 (興味はあるけれど、格好悪いと感じることはしたくない。)

ここで少し、考えてみましょう。
一般的には、大したことが無いと言われる悩みやジレンマについてです。
例えば、お隣のBさんはそんなことでくよくよ悩んだりしない。だから、あなたの抱える悩みは、大したことが無いと思う。 これについて、あなたは、心から頷けますか?(^_^;)

悩みというものは、ご本人あってこその悩みではないでしょうか。誰か他の人と比べてみてのものではなく、自分にとって、悩みとして成立しているか(成立しそうか)?この点の基準となるべき問題であるのではないかと、私は捉えています。
ですから、カウンセラーに相談するような悩みというのは、個性差こそありながら、まずは自分が聞き手や相談相手を欲しただけで、充分に、悩みという次元に値すると言えるのではないでしょうか?
ご参考までに、カウンセリングを受けに来られるかたが呼ばれる名称、「クライエント」という言葉の意味を書き留めておきます。

「クライエント(依頼人)」とは、病的な患者という意味合いにあらず、悩みを抱える自分について、何とか、自らで取り組んでいこうと、意識的に相談に訪れる人を意味します。もちろん、病を抱えながらその病と闘っておられるかたも、充分にこの概念に含むことが出来ます。
この名称(クライエント)の由来には、どちらにおいても、「いかに病理的であるかどうかで、決まるものではない」という要素が、共通して含まれています。
この点が基準となりますので、様々なタイプのクライエントが存在することも可能ですし、実際に存在しています。同時に、それは、カウンセリングの数を意味します。
それこそ、重たいものもあれば、気軽に対話をしながら何かを見つけようといったものまで全て、カウンセリングにおけるプロセスに該当します。こうした中では、強いと呼ばれる人物でさえクライエントという意味合いに、大いに含まれるのです。
故に、カウンセリングを受ける人が弱い人であるという枠組みは、成立しないのです。

ですから、むしろ、「カウンセリングを受けることが、格好悪い」と思えてしまうかたにこそ、真なる「自分に対する自信の無さ」というものが由来しているのかもしれないと、感じることが出来ます。
自信の無い自分であるからこそ、具体的に悩み、小さくなる自分を世間には見せたくない。見せられない。こうした意識がけの癖に潜むものこそ、カウンセリングにおいて頻繁に扱われる、重要テーマの一つです。

日本ではまだ、米国のようなカウンセリングの普及には至っておりません。そのこともあるのか、カウンセリングにはちょっぴり暗いイメージを抱くかたも多いようです。
しかしながら、『アリーmyラブ』等の海外ドラマを見るとわかるように、ごくごく普通の人たちが、気軽に相談室の戸を叩くように、特別ではない心理カウンセリングがあることも、とても自然で良いなあ‥と、私などは思っています。
カウンセリングを受ける人は弱者ではなく、むしろ、自身の問題に自ら立ち向かおうとする、勇気のある人である
こうした図式が、日本においても、もっともっと普及されるべきだと思います。









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