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カウンセリングの道標

 こちらにある文章は、日々、推敲・校正が繰り返されてゆきますことをご了承ください。
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  大切な人を亡くされたあなたへ



親しい人、大切な人との別れは時に私たちの心の時計を止めます。
それは、少しもおかしいことなどではなく、
それは、とても自然なことなのです。



今は、あなたの「悲しみ」を扱ってあげましょう。
もし大切な人のことを分かち合える誰かがいて、
出来そうなことであれば、
大切な人のことを語り合ってみてください。
体は無くなってしまったかもしれないけれど、
生きていた時間以上に、あなたの心の見えない
傍にその人は生き始めるからです。

「悲しみ」を無理には乗り越えないでください。
あなたのペースで、そして…あなたのことを
大切に思ってくれていた大切な人の心と
ゆっくりと今日や明日を紡いでゆきましょう。




詩やご本の紹介を致します。







[千の風になって]

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません
死んでなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

新井 満

千の風になって

永遠の別れ―悲し
みを癒す智恵の書

ひかりの世界





十代の頃、祖父が亡くなりました。
私は、暫く、おじいさんとの色々なことを思い出しては、何となくぼうっと過ごしていました。祖父がよく腰をかけていた大きな石のあった曲がり角、学校帰りに交わした何気ない挨拶…。
「もうここで、姿を見ることは無いのだなあ」という寂しさと、見えないけれどもいるんじゃないかと感じる懐かしさ等、色々、色々でした。

その少し前、大親友のお父さんが亡くなったと知らされました。
親友のことでは、何と伝えてよいのか言葉を見失いました。気安い言葉ならいくらでも浮かぶのに、本当に伝えるべく言葉が見つからなかったのです。
カウンセリングをいくら学んだって、直接その人をただ癒せる魔法の言葉は得ていません。本当の悲しみが、気安い言葉などで簡単には癒されないものである事実だけが未だに目の前にあります。
それでも、親友にとってお父さんがとても大切であったように、私にとっても彼女はとても大切です。この事実だけは、今でも確かです。

大切な人を失った時、人は、驚愕や寂しさと共に怒りを味わうとも
言います。そうして、簡単には癒されない何らかがまずはある…。
悲しみという感情へ入るのは、或は、そこから先の作業であるのだとも言うのです。
更に、喪失に直面した際に、亡くなった人との対話と呼ばれる作業がなされるわけですが、これは、「大切な人を失ったという事実と私自身との折り合いを吟味するための、欠くこと・省くことの出来ない作業である」のだと私は思います。



次のようなホームページがあります。

死別の悲しみの癒しの広場

分かち合いのための文通コーナーがあり、
似たような経験を持つ者同士の交流の機会があります。

悲嘆を軽減させ、残されたという事実に対しての意味を見出す
アプローチを図る、グリーフ・ワークと呼ばれる作業があります。
若林一美さんの「小さな風の会」等をご参照ください。


また、よろしければ、カウンセリングにて、
あなた様の大切なお話をお聞かせください。
無理矢理忘れるのではなく、喪失との対話の上、
「覚えておく領域」と「日常を生きる領域」
とをゆっくりと決めてゆきましょう。

ええ、カウンセラーは、急かすことはありません。
そう簡単に癒してしまいたくないくらい、大切であった
何かが、あなた様を引き止めているのですから‥。



 
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