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カウンセリングの道標

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クライエント(カウンセリングを受ける身になる)
って、勇気が要りませんか?



クライエントになる、カウンセリングを受ける身になるって、勇気が要りませんか?
かつてクライエントであった私は、勇気が要りました。
(自己判断に限らない回復を得た上で、現在はこの仕事に、大切に大切に取り組んでいます<(_ _)>)
カウンセリングを受けたら、何を言われるのだろう?悪く扱われないだろうか?カウンセリングを受けるような身になると、レッテルを貼られるんじゃないか?何か興味はあるのだけれど、その一歩が踏み出せない。
もしも、そんな迷いを抱えていらっしゃるかたがあるのだとしたら、その事実は、昔、辿った我が身を思い起こさせます。
今でこそ、「相談することの勇気」を謳える私ですが、そんな私は、間違いなく、なかなか心の専門機関に飛び込めなかった一人でもありました。

それでも、この世界へ飛び込んでしまったのは、もうどうにもならないくらいにストレスが積もりに積もってしまった勢いがきっかけでした。
半信半疑なところもありましたが、いざ、カウンセリングという時間に突入してみると、いつの間にやら、私は、いろいろな話をしていました。
それは……、
こんなことを話したら、馬鹿にされるんじゃないか?
こんなことを話したら、嫌な顔をされるのではないか?

今まで、そう思っていた数々のことでした。
しかも、聞き手にも話し手にも支離滅裂になりがちな、ストレスの絶頂期にある人間の言葉が、そこでは無事に、お話≠ノなっていったのです。
それは何故だったのだろうと振り返ると、その場所では、その場面では、うまく話せない沈黙も、きちんと待って貰えたからなのかもしれません。とにかく、恩着せがましいアドバイスは無いし、まずは「私ありて」の文法が大切にされている感じがしました。
そこにあったのは、社会の為の言葉ではなく私のことばだったのです。

「社会という現実もあるけれど、社会に限らない現実もあるんだ…。」
「私の言葉も話せてみると、案外、ちゃんと色々考えているじゃない…?」
そういうことをそこで、初めて意識しました。
いえ、頭では知っていたのですが、気持ちの深く≠ゥら「ああ、そうなんだな」って実感し始めたと表す方が適切であるかもしれません。

あの日から、早数年、お陰さまで、私の中にある必要以上の力みがぐんと減りました。もちろん、カウンセリングだけの効果ではありませんが、カウンセリングは私にとっては必要なものでした。
たまたま相性のいい先生に出会えたこと、また、カウンセリングを「して貰う」のではなく、棚ぼた式では無いカウンセリングの図式からは逃げ出さなかったこと等が、私を温かく育ててくれました。
辛くなったり、悲しくなるようなことが、私の目の前から全く無くなったわけではありません。でも、その現実と向き合うコツと覚悟らしきものを学び、こうして、今、ここ≠フ立ち居地から充実を感じています
心にこびりついていた「自分に対するレッテル」は、強制削除や蓋で無理矢理封じられたわけでもなく、いつの間にやら、適度に調和されてしまったみたいです。

とはいえ、私の生き方が「誰しもに当てはまるなんてことは無い」こと、承知の上での文章です(^_^)
しかしながら、この文章を読まれるかたが、「自分との対話を蔑ろにした上で、我が身を不幸に感じていらっしゃる」のであれば、こんな話もあることをそっと添えておきたいと思います

私の場合は、(私については、)「クライエントのような、弱い存在(注:誤解・偏見です)になるまい!」と我が身に驕りを上乗せするよりも、「時に、クライエントと呼ばれる立ち居地にもなっちゃる!」くらいの潔さが、何か良きものを教えてくれたような気がします。


私たちが目指す回復は、レッテルから外れる人間を作ることではありません。ありのままのあなたを大切にしてゆける方向をあなたと共に歩むことであり、レッテルに振り回されないで済む日々を見つけていくことです(*^_^*)
強さにこだわらなければいけない程に、弱さに脅えることをそろそろ止めてみませんか?あなたがあなたに貼っているレッテルを外すだけで、随分と心は楽になるものです。
(ここがまた難しく時間の要ることでもあり、だからこそ人は無意識を含めて悩みを抱えるものなのですが。ゆっくりとゆきましょう。)









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